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雨音を聴くときのように...
by clover-f
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月曜日の空の夕暮れ。
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月曜日は,だいたい,200グラムの珈琲豆が,なくなる曜日で
近所の豆屋さんに買いに行くのだけれど,
ときには,日曜日になったり,火曜日になったり
その週によって,一日くらいはずれるのだけれど

お店にゆくと,運が良ければ,できたての珈琲を飲むことができます。
喫茶店ではないので,お店の主人が飲みたいとき,飲みたいように淹れた珈琲を
おすそ分けしてくださるのです。


今日も,いつもみたいに,お店のドアをカラカラと開く。
奥には,いつもの彼女が立っています。お店は,淹れたての珈琲の香り。


「いらっしゃるような気がして...。あ,でも,私も飲みたかったんです」


できたての珈琲を,温めたまるいカップに注いでくれました。
じん...ときました。




彼女の珈琲をいただくとき,香りをふんわりとまとって
ひとくち,口の中に広げるとき

おいしさと,もうひとつの絵が,浮かんでしまいました。



秋色のシャツを着た彼女が,窓から見える月曜日の空の夕暮れに
ほんの少しだけ私を思い出しながら,ふわりと,淹れてくれた姿。



なんて,幸福なのでしょう。



ゆっくりと,大切に味わいながら
ほんの20分ほど,小さな会話を楽しみました。


そしてまた,私は職場へ戻ってゆくのでした。
なんだか,軽やかな足取りになって...


珈琲が,結んでくれる出逢いに
私は恵まれているなぁと,

最近,よく思うのです。




 
by clover-f | 2008-10-06 21:49
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