雨音を聴くときのように...
by clover-f
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ひとやすみ。
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ちょっぴり
一休みでも,したいものです。

空を仰いで
緑の光を浴びるのです。


木陰で,ミントティーがおいしいです。




追伸。
しろつめ文庫。活動再開です。
ちょっと進化しました。
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by clover-f | 2009-05-27 22:39
山が抱く人。
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栗野高原を,50年前に開拓された方の手記を,この2週間ほどかけて,読んでいました。

近いようで遠い記憶を,ひとつひとつ

その場所が,昔,修道院が建てられる予定だったこと。北海道から,旅を重ねて辿り着いた南の果ての話。

土地が人を呼ぶという話は,私はとても信じていて,彼らは,栗野に呼ばれた初めての人でした。

水のない生活を2年間。数キロ離れた湧水から,小さなパイプを使って水をひいた暮らしを数年

荒れ野原の開拓と,電気も,電話もない生活。小さな灯の下で,肩を寄せ合った家族の風景

暗闇の泥道を,必死に登ったその道は,今の私は,車でスルリと登ってしまう。
あの道を通るとき,彼の泥だらけの姿がきっと浮かぶと思うのです。

涙が血でにじむ想いを繰り返し,共に開拓に訪れた者の離山。それでも,10数年,夫婦だけで暮らした日々。養鶏,酪農,高山で育つ牧草の研究

子育てをし,農業で結果をのこしたひとつの家族の物語は,私の体中に,ズドン。大砲を撃ち込んでしまいました。抱えきれない,大きな大砲を。


その方が,ほんの数年,私と同じように小平の寮に暮らしたことがあることや
その方の,娘の名前が私と,同じであることが

彼らに早く会いたいという気持ちと,会ったら,帰れなくなるんじゃないかという気持ちが絡み合っています。帰らなくて良いじゃないという私の頭を,ぶんぶんと左右に揺らしています。


実際にその方は,今もその場所にひっそりと暮らしていて,きっと,いつか,お会いするときが来ると感じる今。それは,一番,良いときに。



彼らは,山に抱かれた人でした。今も,これからも,その山に抱かれて暮らすでしょう。

そして私も,そう在りたいと,願うひとりなのです。
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by clover-f | 2009-05-25 10:04
5月の風。
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また,尻切れトンボになってしまった。この癖,やめないとなぁと思いつつ,あまりそんなことも考えて居ず。

自然と一緒に生きよう。と思うよりも体が先にそうしているようで,私は,冬の間よりもずっと,睡眠時間が減っています。だいたい,5時頃には目覚めてしまう。冬は,本当に,冬眠状態なんだなって,あらためて思っています。

あいかわらずの忙しさ。けれども,ちゃんと楽しんでいます。


ここはどこ?なんだか,日本の空気がしませんね。でも,日本です。


優しい5月の風の舞う,南阿蘇の風景。
こんこんと湧き出る,水の生まれる里。


言葉に表してしまったら,風の匂いも,水のせせらぎも,阿蘇の雄大な魂も,逃げていってしまいそうで
うまく言葉にできません。


ただ今も,あのときの風が,心に優しく吹いています。


 
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by clover-f | 2009-05-22 22:39
それでも,風は気持ちいいから。
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そう。
実は,私たちは,迷ってしまったのです。
森に迷ってしまったのではなくて,完全に目的地とは離れたところに行ってしまったのです。1時間以上はたっぷり歩いていました。風は透明で冷たいけれど,おでこには,じんわりと汗をにじませています。

森を少し出たところで
「今日は,出逢えなかったですね」
「また今度,挑戦しましょう」

その場所で,アイス珈琲をいただきました。

さらさらと,流れる風と光が,すぐ上の木の葉を輝かせています。


目的地につかなくても
森は優しくて,いつも魅力的です。


標高900mの,木陰の休憩と,アイス珈琲。


でも
まだまだ,続くのです。


 
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by clover-f | 2009-05-16 22:26
山の人とともに。
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「よし。ここを降りてみよう。だいたいこの辺りのはず」
そう言いながら,ザクザクと森の道を降りていきます。

始めは杉の植えられた,歩きやすい道だったのだけれど,自然の雑木林にさしかかる頃から,それは道といっても,獣道。そうでなければ,自分が通った後を道にするくらい,道なんてない道。バリバリと,枝をかき分け,野バラに腕を刺され,蔓をからませ,しなる枝はビョン!と飛んでくる。

なんだか不安色も見え始めたけれど,案内してくれた友人は,平気な様子。彼は,30年ほど前,白馬の山小屋に住んでいた,「山びと」。線が何本か,交差しているだけの地図をみながらフムフムと納得しています。


けれど。

どんなに進んでも,目的地が見あたらない。
1時間以上歩いても,その影すら見あたらない。

 
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by clover-f | 2009-05-14 23:08
森の生きるしるし
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5月某日

久しぶりに訪れたあの町は,もう初夏の陽気。1年越しの想いをつのらせ,ある場所を求めて,友人と森へと入りました。

森の中は,ひっそりとしていて,通る風も,木々の肌をすりぬけて,ひんやりとした空気。手書きでメモ用紙に描かれた簡単な地図を片手に,進んでいきました。

地面は落ち葉でふかふかしています。落ちた枝や,古い倒木は,朽ち始めていて,踏むとざくざくといい音がします。落ち葉のじゅうたんの下に眠るたくさんのみみずや,小さな虫たちを想像し,ときどき踏んでしまっているのではないかと気になりながら,「驚かせてごめんね」と,心の中で伝えます。友人は,どんどん進む。私も元気よく進む。


風が木の葉を揺らし,遠く近くでは,鳥たちが歌っています。
森の鼓動が伝わってくるような,木々のエネルギーを感じました。

 

つづく。
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by clover-f | 2009-05-13 20:18
春風に浮かぶ花。
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まだほんの少しだけ肌寒い朝が嬉しい日々です。毛布と名残惜しいふかふかの朝も,あとわずか。

夏の訪れを前に,鹿児島という南国の,北の大地を楽しんでいます。今の季節は,蜜柑の花の香りが,一日中,街の風に流れます。囁くように,躍るように,春風に浮かぶ,年に一度の蜜柑の花の香り。

季節の彩りや,ほんの少しの時間に過ぎてゆく,ささやかな自然の営みに,毎日,ほほえむ暮らしをしています。

 
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by clover-f | 2009-05-12 22:00
シャルドネの夜。
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先日買い求めた苗を,午前中かけて定植。

青々と広がる空の下。
早々と,日焼けのほてったほっぺたの夜です。

夕方,図書館で7冊の本を借りてきました。
薬膳の本
自給自足の本
保存食の本
自然治癒力の本。
スケッチの本。

夜は,畑で採れたそらまめを茹でました。
ぷっくりとふくらんださやの中から生まれたそら豆。


ほくほくしていて,とてもおいしい。
土と,お日さまと,雨。


宝ものの夜です。


お土産にもらった,「山のシャルドネ」というワインが
おいしい。



とっても,おいしい。
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by clover-f | 2009-05-09 21:01
豊作を祈りましょう。
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畑のある生活も,2年目に突入。

今年は,去年の反省や,さらに欲張りになってあれこれと,苗を買ってきました。本当は,種から育てたかったのだけれど,種まきの時期と,仕事の忙しい時期が重なって,ずらしてしまって...


さて。買ってきた苗。

ハバネロ
赤唐辛子
青唐辛子
シシトウ

ピーマン

なす 2種
トマト 3種

ゴーヤ

オクラ
花オクラ!

アスパラ(3年後を夢見て)


それぞれの苗を5ポットほど仕入れたので
合計5000円!!

種から育てたら,もっと安かったろうに。。。

けれども,長年探していた花オクラの苗があったことに感動。
地元では,とても有名な園芸屋さん。さすがです。


そして

種から育てられたものたち


キュウリ
トウモロコシ


さぁ。
次の休日には,定植です。

たくさん実りますように。
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by clover-f | 2009-05-07 21:28
ありがとうが,生まれるご飯。
b0120001_21395826.jpg初夏の香りが空いっぱいに広がる日。

宿泊をともなう仕事でめいっぱい働いた連休の半分。
その半分を癒すべく。

いろいろと計画をしていたのだけれど,結局,友人がうちに2泊してしまったものだから,ただただ,その友人と過ごす3日間になりました。

体を癒したり,
心を癒したりするときに,ひとりでいるのは,私の絶対条件で

それが,なくなってしまった連休を,
友人と過ごすことは楽しくも,けれど,切なくもあったのです。

だって。
私は人に気を遣う人だから。



それでも
楽しみたいことには変わりなく,山に出掛けました。
誰も知らない秘境のような山の中。
沢がサラサラと流れていて,鳥の声は,透明な空気にこだましています。

町とは,3,4度。
気温が違うくらいひんやりとした木漏れ日の中で,山菜をたくさん摘みました。

ウド
ふき
みつば
わらび
こさん筍


体がくたくたになったけれど
それがすべて,おいしい食卓へと生まれ変わり。

おいしいお酒と,ひとときの語らい。

それでも私は,ひとりで過ごしたいと
思っていたのです。なんて,わがままなのかしら。


そんな自分も,最近は認めています。


そして。


友人が最後の朝に,朝食のおかゆを食べながら,言ったのです。



「仕事やめて良かった。
朝,7時に起きることが苦痛な日々が続いていて。

でも,今日は早起きがぜんぜん辛くなかった。

晴れているとか
自然の恵みのご飯とか

ありがとう

という気持ちが,自然に生まれた



こんなに,ご飯がおいしかったなんて...。」




3日間,ひとりで過ごしたかった私でした。
けれど

この言葉を聞いたとき,泣きそうになりました。


そして
心からの喜びで,胸がいっぱいになりました。




会社の施設長を任される話を断って,彼女は仕事を辞めました。
そして2日後,オーストラリアで,長い年月の始まりを迎えます。


この日の朝の
彼女の言葉は,私にとっても長い年月の支えになるでしょう。


ありがとうが,生まれるご飯。
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by clover-f | 2009-05-06 21:40