雨音を聴くときのように...
by clover-f
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冷たい空を越えて...
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昨日今日,この寒空の下,ただ立ったまま5時間も外にいたら
それは,風邪をひくというもの...

過酷な休日の仕事が再開しました。


午後は,ひたすら冷えた体を温めるべく
近く(といっても車で30分)の温泉へ。


250円の温泉は,心にも,体にも,お財布にも,あたたかい。


今日は何かのお祭りで,250円がさらに値下がりして
「本日無料」って書いてありました。

となりの物産館で,「にんじん1本ないですか?」って尋ねたら
会計を終わらせた袋に,笑顔で一本入れてくれました。



凍えた体も,痛みの増すのども。


ゆるやかに,とけてゆく




寒い空の下。

黄金色のイチョウ


きらきらと
宝石のように舞ってゆく....
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by clover-f | 2008-11-30 20:43
おへその中から元気がでる。
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久しぶりにパンを焼いています。
冬は,発酵するのに,気温がたりないけれど,ゆっくりと,時間を気にしない土曜日の夜は,早めにお風呂にはいり,その残り湯を使うのです。膝下くらいまで,残しておいて,お湯に台をおいて,その中で発酵させると,元気よく膨らんでくれる。

夏のお日さまに変わる,冬のあたたかさ。
冬のあたたかさは,お腹にも,心にもご馳走です。

初めての試みの,ライ麦をまぜたものと,いつもの,ごまをまぜたもの。ラベンダー入りのはちみつと,贅沢なメープルスプレッドを焼きたてのパンに添えていただくまで,ほんのあとわずか。

丁寧にごはんを作ると,自分を大切にしている実感がわきます。

今夜は,久しぶりに高山なおみさんの料理の本と,ホットミルク。
ふっくらとしたじゅうたんに,膝を抱えて,明日の献立に,想いを寄せています。


高山さんの料理は,おへその中心から,元気が出る
素朴で,ほんの少し粗め。それでいて,栄養満点。

元気な土地で生まれた,ライ麦に
似ているかも知れないなぁ。
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by clover-f | 2008-11-29 20:26
雪のようでもありました。
ずっと,朝から,雨の音...

今朝は,昨日の「キハダ」がとっても効いていて
するりと,起きることができました。

朝ごはんを食べても,へいき。

油ものは,匂いをかぐだけでも,胃にもたれてくるけれど。
ちょうどいいダイエットになりそう?



そんな私。


昨日と今日だけは,仕事をお昼でおしまいにできる。幸せな日。


昨日はずっと眠っていたけれど
今日は,いつもの場所へ。


どれだけ好きなのでしょうね。
自分でも,不思議になるくらい。もう,あの町にいる自分が
普通のことのように思えます。


森は,紅葉も一息ついて
はらり。はらり。

雨の小さなしずくとともに,
はらり。はらり。

森を抜ける小さな道に,木のトンネルができていて
今は,色とりどりのトンネルで,それは,それは美しい。

そのトンネルを通ると,
雨のしずくと舞っている赤,黄色の,葉っぱたち。


ひらひらと,舞うそのすがたは,
雪のようでもありました。

地面は,舞い落ちた木の葉のじゅうたん
雪のように降り積もる,木の葉の道。


両手を広げると,木の葉が手をつないでくれそうです

「さぁ行こう」

一緒に木の葉と空に舞っていた
雨の日の,森の午後でした。


風に乗ると,霧の妖精も飛んでいました
しゅんしゅんと生える,雑草の妖精は
急ぎ足で温かい土地を目指していました。


もうすぐ,木の葉は,土にかえります...


美しい,冬木立まで,
ほんのあと,わずかです...


 
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by clover-f | 2008-11-27 21:07
良薬口に苦し。
3連休あたりから,実は,胃がとっても痛くて。
休みのときは,ほとんど何も口にしていませんでした。

(飲み過ぎ?)


それでも仕事をするには,食べて,お腹からエネルギーを出さないとやっていけないので,食べてみる。でも,痛い。今夜行われた職場の女性のみが,集う。不思議な会にも,泣く泣く行けずに。だって,痛いんだもん。


早めに帰宅し,お昼寝をする。
今日は,午後から仕事が空いたのだ。


夜は,軽くスープを作って食べました。
食べているときは,おいしい!って絶賛するのだけれど。

10分後。
いてててて。

けれども,鳥の肉団子を作ってる辺り,食欲はあるようです。

煎ったごまをすり鉢でする
みじん切りの,ごぼうと,ネギ。

少しのお砂糖とお味噌。
お酒を加えてよく練って。

沸騰した小さなお鍋にコロコロと浮かべました。


香りがとってもいい。

食べたいなぁ。
食べたら痛いかなぁ。


そんなことを想いながら,ふと棚をみると,
先日,森林管理所の方からいただいた,「キハダ」の木の皮。

「煎じて飲めば,とっても良い胃薬になるよ」

そんなことを思いだし,煎じて飲んでみました。



薄い黄色に色づいて,なんだか,おいしそう。


一口飲みました。


「にがっ!」




がんばって,全部飲みました。


効いてくれると,いいなぁ。
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by clover-f | 2008-11-26 21:45
秋と冬の景色の中で。
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3連休。
また,ほんとうの3連休。

嬉しい



やっぱり,向かうところは決まっていて,
前の夜から,その景色を見ていました。


とっても久しぶりに,珈琲屋さんに行きました。
湧水町の絵を葉書にたくさん描いて,送ってくださっていたことの,お礼も伝えて
そしてやっぱり,話は山のことになるのです。

サルナシ。
という,キュウイの小さな山の実を,いつか食べてみたいなぁ
できることなら,たくさん摘んで,ジャムを作ってみてもいいな。贅沢なジャム。
冬のはじまりの季節。
冬のはじまりのジャム。

静かな冬がやってくる前,
旦那さんは,薪をたくさん割るのだそう。
ひと冬を過ごすための,大切な仕事。


珈琲屋さんの煙突からは,ゆっくりと,柔らかな煙がたなびいていました。
これから春の訪れまで,その火は絶えないのだそうです。




馬のレッスンも。

軽速歩。そして今回は,駆け足も!
馬が駆けるたびに,体がふわりと浮かびます。

バランスを取るのが難しくて
まだ手を離せなかったけれど。
紅葉の風に吸い込まれるような感覚が,とっても気持ちが良かった。

秋の彩りに導かれるように進む馬と,ふたりでいつか
その景色に溶けてみたいなぁ





そして,今回は
手仕事の2つめ。

ススキをたくさん集めました。

ススキのほうき。
優しい,掃き心地の予感がします。



3連休。
ありがとうね。また会いましょう。
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by clover-f | 2008-11-24 20:31
花の咲く夢。
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今朝,起きるほんの少し前,
とってもかわいらしく,それでいて,吸い込まれそうなほど透明に近い
薄紫の花の咲く夢をみました。

すこし昔,藤棚に行ったとき
薄紫の花に感動した記憶が残っています。
そのときの,花の香りも。
今朝の夢の記憶と,重なりました。

藤の幹から,するりと花のつぼみがふくらみ
そしてゆっくりと,2輪の花が咲いたのです。

不思議なことに,開いた花は
ちょうど先日撮ったビオラの花でした。


花の咲く瞬間
そのエネルギーは,何よりも幸福で
今,その夢を思い出しても,同じように気持ちが安らぎます。


花の咲く夢


これ以上にない,嬉しい夢
なんだか,とても素敵なことが起きそうな予感です。
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by clover-f | 2008-11-23 21:32
手をつなぐ。
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もう,このセイタカアワダチソウも,冬枯れをしています。
今夜の気温は4℃

さっきまで仕事で外にいて,ほんの少しパラリと雨が降っていました。
もしかしたら,今,雪に変わっているかも知れないな。

近くの峠に,雪が降ったと聞きました。

今日の日は,雪がそばでほほ笑んでいるような一日。
寒さは,人と人とをくっつけるのですね。

温かい手や,温かい背中。
ちっちゃな手や,おっきな手が,楽しそうに手を取り合う日でした。


明日も,寒いのかな。


そう思いながら,今日も湯たんぽをお布団に忍ばせました。



文章を書くことが好きで,初めてひとつのコンテストに応募しました。


結果は,ザンネン!
だったけれど,先日最終選考まで残っていたことを知らせるお手紙を頂きました。


「また書いてくださいね」


この言葉に,どれほど力をもらったでしょう。


お昼の間,たくさんの手とつないでいた私
夜の手は,色とりどりの物語に出逢うため
紺色のペンと,つなぎます。
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by clover-f | 2008-11-19 23:44
物語の生まれる夜。
今夜は,とてもとても寒い夜です。
私の暮らす町でも,温度計は3℃の目盛り。

これで,雨が降れば,もしかしたら,雪に変わるかもしれない。
そう,感じるほど,すっかり冬になってしまいました。



これほど寒い夜の,ゆっくりとお風呂に入れる温かい時間
いつもより,熱いお湯をはり,とぷんと,肩までつかります。

じんわりと,体に伝わるお湯のやわらかさ。


そして,電気の明かりを消して
シュッとマッチをこすり,蜜蝋に火を灯す。


燭台におかれた2本の蜜蝋が,温かい光を織りなし,お風呂を包みます。


ゆらゆらと揺れる灯と
ふわりと漂う湯気

そして,お湯の水面には,蜜蝋の光がうつり,波のようにゆれています。




炎が,蜜蝋の片方だけを溶かして燃えてゆくと
片方が,影になって壁に映ります。

光の揺れと同じに,揺れる影


じっとみていると,まるで,生き物のよう。
物語の国の入り口



温かいお湯が,気持ち良さそうにゆれていて,
蜜蝋の光も優しくゆれています
ゆげが,辺りをふわりと包み
遠くの部屋で,エンヤの音が,聞こえてくると
なんだか,遠い国にきたみたい。

それも,時代もずっと,遠い場所。


アンデルセンが,物語を生み出した瞬間に
出逢えたような,気持ちになります。

なんだか,まるですぐ近くに,
アンデルセンがいるみたい...



楽しく,温かく。
冬と過ごす夜。




静かで,長い,冬の夜。
そとは,しんしんと雪が降る。




遠い昔の,物語の生まれる夜
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by clover-f | 2008-11-18 20:47
手作りの暮らし。
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何かを作ると使われる,時間。
それも,たっぷりの時間。


でもその時間が,私は何よりも好きです。


つるを,お湯に浸してやわらかくする
ひとつひとつの長さに,切りそろえる
そして,ただひたすら編む


それぞれの時間が,それぞれの楽しさをもたらし
少しずつのできあがりを想像する喜びは


料理をつくること
花や野菜を育てること
物語を紡ぐことと


とてもよく似ています。


秋の落ち葉が,ゆっくりと降り積もり
しだいに土に還ってゆくように


長い時間をかけること


そんな単純な暮らしを
私は,祝福しています。
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by clover-f | 2008-11-16 22:40
冬じたくの景色と,春に向かう土。
夜のうちに,たっぷりと降りました。
乾燥していた空気に,潤いをあたえて
夜明けと共に,ゆっくりと雨はやみました。

今朝の気温は,それほど低くなくて
雨上がりの空気を,たっぷり吸い込むために庭の散歩に出ます。


昨日植えた野菜や花は,タイミングよく降ってくれた雨に
喜び,背筋をぴんと伸ばしています。
この雨で,しっかりと土となじみました。
これから根を,ぐんぐん張り始めることでしょう。


花よ,野菜よ。
雨を予想して,ちょうどの時に,あなたたちを植えたのですよ。


そんなことを伝えたら,どんな顔をするかしら。
むじゃきに雨に喜んだ夜,耳を澄ましていたら,
雨音とともに,かわいらしい声が,聞こえてきたかも知れません。



時間のある日曜日の朝。
そんなことを想いながら,いつもより,ゆっくり庭を歩きます。



庭の奥にあるもみじが,紅葉し始めました。
春に咲くムスカリの葉は,どんどん成長しています。
青くしていたみかんは,ゆっくりと色づき,鳥もそろそろ目をつけ始めている頃。


冬じたくの景色と
春に向かう土。




今朝の鳥の声は,いつもより透明な音色で
森に響いています。
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by clover-f | 2008-11-16 07:34