雨音を聴くときのように...
by clover-f
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緑の風に。
山から吹いてくる風
カブトムシの匂いがしました。

夏!

朝まで降った雨がカラリとあがり
山がくっきりと見える
葉っぱの一つひとつまで見えるくらい,くっきりと


視力が上がったと思うくらい。
ねぼすけのカブトムシも見えそうな透明な空気


いい具合に午後の仕事がぽっかり空いたので

走る!

こっちへおいでよと手招きする山に向かって
ひたすら走った午後でした。


昨日,今日と,2日連続の湧水町
もう,ほとんど病的だと思います

2日で300㎞以上の走行は
ガソリンがちょっとだけ気になって

その分,お昼ご飯を,ガマンしました。
三度の飯より,湧水町が好きなのです。


めったに来れない,平日の湧水町


昨日,具合が悪そうにしてた馬のお見舞いを済ませて
山のてっぺんで,寝っ転がって読書

日に焼けそうだったけれど,そんなのお構いなしに
山の中を通ってきた爽やかな緑の風に,頬を寄せるのです


高く高く昇る大きな鳥が,空をぐるりと回転し


さらに高く,飛んでゆきました



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by clover-f | 2008-06-30 20:46
午前1時のおおきな扉
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午前一時
学生時代の友人「Yへい」から電話がありました。



Yへいは私が早寝早起きってことを,十分に承知した上で
とっぷり暮れた夜中に,平気で電話をくれる友だちです。



アパート暮らしにもかかわらず,
魚屋さんから発泡スチロールの箱をもらってきて
生ゴミから,肥料をつくっている話を,興奮気味で話してくれました。

公園で集めた落ち葉と生ゴミは,
発酵が進まなくて,小バエが大量発生
米ぬかと,腐葉土を100円ショップで購入し,
少しずつ混ぜて事なきを得たらしい。ことも。


その上,その堆肥を,電車で職場まで運んだんだとか。
(Yへいは,横浜に住んでいます)



なんだかなぁ。。。
30歳にして,そんな話だらけでなさけないやら,
30歳になっても,そんな話ができる嬉しいやらで

笑ってしまう,午前1時。



Yへいは,私の家の畑のことを聞いて,目をキラキラさせていました。
(電話だから見えてないけれど,キラキラしてました)


「チキントラクターができるやん!」って


今年の夏について,30歳の初めての夏について
むくむくと湧いてきたお互いの夢。通称「30歳の扉」


同じ仕事をしてるYへいですが,
30歳の扉は,やっぱり海外へ「帰る」ことだとか。



アフリカの大地,裸足で仁王立ち
どんぐりの首飾りに葉っぱのパンツが似合うYへいだから

やっぱりなぁって,笑ってしまいました。
でーんと,おっきい土地に,いくがよい。

(すぐ,また「帰ってくる」らしいけれど)


負けずに私の30歳の扉も伝えたら

「おまえなら,通用するよ」


真顔でそんな事を言ってくれました。
ありがとうYへい。10年掛かりでがんばります。



「30歳の扉ってさ,おっきいかもね」



そんなことを,言いながら,
時計は午前2時をまわろうとしていました。






今年の夏は,「せーの」でおっきな扉を開けるふたりになりそうです。
わくわくします。



夏よ。こい!





(注)恋愛話じゃ,ございませんよ
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by clover-f | 2008-06-29 21:37
風が花を揺らせば
たくさんの木々の優しい木漏れ日の美しさと

鳥たちの軽やかなさえずりと

風に揺れる儚い花たち



すべてに目を輝かせて
お日さまに包まれていたのだと思います
大好きな庭で,大好きな花たちに囲まれて


彼女の満足そうな微笑みが浮かぶのです


6月18日
ターシャ・テューダが,この世を去りました


悲しいけれど
なぜだか,彼女の満足そうな笑顔が浮かぶのです


「では,私は,どの花になろうかしら」


1830年に戻って,黄色いオールドローズに
そんなことを思っているのかもしれません


彼女が亡くなった今。
風が花を揺らせば
彼女が微笑み,その風に乗ってやってきたことと感じるのでしょう
私はそれを感じ,嬉しくて,嬉しくて,風に向かって話しかけるでしょう



「ねぇターシャ。私の育てた花はどう?」



「日本の花も,なかなかいいものね」



コーギーと,チカホミニーを連れて
嬉しそうにささやいてくれるでしょう





2008年,6月18日

ターシャの,世界中をめぐる,花の旅が始まりました



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by clover-f | 2008-06-26 21:57
じゅずの種は,どこにある?
焙煎された麦茶を,さらにから煎りしました。
部屋中が香ばしい匂い

「麦茶を作るなら,じゅずがいいよ」

そんな言葉を思い出しながら,最近じゅずを見なくなったことを思い出しました


むかし,おばあちゃんちの前の踏切には,じゅずがいっぱいなっていて
よく,そのじゅずを集めて遊びました

踏切を渡るたびに,じゅずをさらさらと触りました


じゅずの種は,どこにあるんだろう


香ばしい部屋の中で,やかんいっぱいに煮出した暖かい麦茶を飲みながら考えます。

じゅずの種は,どこにある?


最近,自分で飲む飲み物を手作りしています。
(珈琲以外ですけれど)

枇杷の木からは 枇杷茶
恐ろしく増えるスギナのスギナ茶


なぜかよもぎが生えてないから,種を捲こうと思います。

じゅずの種も捲きたいのです。

だから思うのです。



じゅずの種は,どこにある?



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by clover-f | 2008-06-25 21:41
3週間分の,お休みの記録。
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数時間呆け,そして畑へ
緑の絨毯のようになってしまった雑草を,小雨が降る中無心でむしり取る

次から次に手が伸びて,掃いていたサンダルが
いつの間にか脱げて裸足に

足の裏,指の隙間に,土の感触
かかとも,つま先も,土踏まずも,土の感触。

ぬれた畑の土が,ドロドロとした血液から,何かを抜き取ってくれたよう
体に触れる小さな雨が,体中を湿らせて,畑の土と一緒になった

町内を流れるオルガンで弾いたようなエーデルワイスが
12時を知らせて,ふと我に返る


ざぶんと,熱いお湯を浴びて
おなかがすいたから,そのまま,Yちゃんの喫茶屋にゆく。


優しい味の,ごはんを食べる
しみじみと,元気がでてくる。

Yちゃんの作ったケーキと
Yちゃんのお父ちゃんが作ったキュウリと,ししとうもお土産になって

ますます元気がでてくる。


もう,3時をまわろうとしていたけれど,迷わず湧水町へ


いつもの森をめざして,山の上まで
雨の降るその森は,いつも霧に包まれている

ほんの10m先は,見えなくなる
私しかいない。寂しさと,嬉しさ。
その森の一部で,あることだけ

小さな小さな霧の粒子が,体にどんどん溶け込んでゆくのが分かって
Yちゃんちで食べたごはんが,嬉しそうにそれを吸い込む

カメラで撮るフリをして
空に向かって両手を挙げる

誰もいないのに。


今日は,馬にも会えなかった(霧が濃すぎて見えなかった)

霧の森を抜ける


麓の珈琲屋さん
いつもの夫妻が向かえてくれて

野草について,語り合った

いつも,そう。

ここでは,自分が知らないことばかりだってことに気づく。
野草のことも,楽しむことも。


「○○池ノ場所ガ ダイタイ ワカリマシタ」

先日もらった芸術的な絵はがきのお礼を伝えて,
今度晴れた休みの日には,その池に連れて行ってもらうことになった。

地元の人も絶対知らない。秘境なんだそう。
なぜ私がその池の存在を知っていたのかが不思議なんだけれど

丸池は,比にならないらしいのです。
丸池が比にならないなんて,想像がつかない。


「絶対,中袖長ズボンでおいでね。」


長靴も,一応,車に積んでおこうと思った。



「あと,そうめんとか,ゆでて。外で。」



また,私はその池の畔に,家を構えることを,想像してしまうはず。
池の畔には,お花をたくさん植えることも,想像するのはたやすいことです。


湧水町で建てた家,その池の畔で,4件目。




お土産に,よもぎの煎ったやつをもらった。
薪で煎ったやつを,薪でお湯を沸かして煮出したよもぎ茶
冷えたのを,家族用の冷蔵庫から出してくれたやつ。


ガスで煎るのと,火で煎るのと,味が違うって
本当だと思った。

涙がでそうなくらいおいしかった
なぜあの場面で,泣けないんだろうな
思いっきり泣ける人になりたいと思った。


泣きながら笑う人に。




帰り道。

「森から生まれる霧がすき」って言った私に,Yちゃんが
「川から生まれる霧も素敵よ」って言ってたその霧に





帰り道に出逢った。


神秘的な綺麗さだった。








3週間分の,休みの記録。

長いのを,読んでくれて,ありがとう。
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by clover-f | 2008-06-22 22:11
霧の森
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今、来ている場所です。

霧の森でも、鳥のさえずりが聞こえます。

風が葉を揺らす音
しずくが地面に落ちる音


他には、何も聞こえません。



霧の森にて…
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by clover-f | 2008-06-22 16:28
てるてるぼうず。てるぼうず。
始めて植物に恋をしたのが,小学校にあがるずっと前

そんな初恋の相手に再会しました。
そして80円だったから,おうちに連れて帰ることに

初恋の相手は,おじぎ草。

+++

かえるちゃんのカステイラをまた作りました。
同じように作ったのだけれど,今度は成功
牛乳の代わりに豆乳を入れました

豆乳豆腐も隣で作りました。もう何度目かな
まだ,初めてこの豆乳豆腐を食べた時の感動と同じように作れなくて
火の加減とか,火から下ろすタイミングとかいろいろと,試行錯誤を続けています。

+++

自分の生活の「合間に」仕事をするような人だから
働き過ぎは,やはり,いけない。



今日は,少し,,,いや,かなり...


雨が降ったら,明日の仕事は休みになります。

どうぞみなさん,世界中のてるてるぼうずを,逆さにつるしましょう。



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by clover-f | 2008-06-21 18:10
月の夜...
昨日の帰宅は日付が変わった今日でした。
今日の帰宅は,今なのです。

真っ暗な,長い長い通路を歩いていると
月の光が窓から差し込みました。

おっきくて,明るい
満月の夜。

ちょっとだけ仕事の手を止めて
月の光と,光に包まれた雲をみていました。

吸い込まれそうな透明の光でした。
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by clover-f | 2008-06-18 23:29
つながり。

今日は雨が降ったから,仕事がお休みになりました。

雨の降る休日は,「本屋めぐり。」

おっきな古本屋に行きました。

梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ」
そのほか,梨木さんの本全部で4冊。すごい安い。

なんと,リトルトリーが100円。 古本屋さん。ありがとう。

次に,欲しい雑誌を買いに新本屋さんへ。
たまたま通りかかったって見つけたダヴィンチ。

特集が梨木香歩さん。
「西の魔女が死んだ」がこの世に送られたエピソードを知りました。

小さな魂が,おっきな社会に傷つけられていることに,心を痛めた香歩さん
彼女が,あるひとりの人に贈った物語だったそうなのです。
「その人ひとりにだけ読んでもらえればいい...」

それを読んだ彼は,すぐさま彼女の了解も得ず,出版社に持ってゆきます。
「これを出すことは,意味があることだから」

「西の魔女が死んだ」の初めての読者
彼の大きな手で包まれたその物語は,その手の中で,彼の優しい息をふわりとかけられ
世に羽ばたいたのです

そうして,今,私の手の中にある不思議。
きっとまた,私が誰かに伝えようと思います。


けれども,ほんとに驚くことばかりです。
梨木香歩さんを追いかけていたら,彼にまた出逢ってしまったなんて。


どこまでも,すごい人だなぁって,つくづく思う。





でも嬉しい。
彼と同じ気持ちを抱けたこと

河合隼雄さんと,同じ気持ちを...


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by clover-f | 2008-06-15 18:20
カステイラ。
昨夜は遅くに「日々」の最新号に載ってた「かえるちゃんのカステイラ」を作りました。

久しぶりにオーブンを使ったら,余熱するのを忘れてしまって
メレンゲがしゅわしゅわと消えてなくなり...
そのため,できあがりは厚さが半分くらいのカステイラになってしまったけれど
どっしりとした感じが,それはそれでおいしかったです。

ザラメを下に敷いたから,食べてる時の,あのガリッカリッという感触がなんだか懐かしくて。
味は,幼い頃作ってくれた母のカステイラによく似ていました。

明日,職場に持って行きます
カステイラが,笑顔に変わってくれるといいな。

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by clover-f | 2008-06-15 17:48