雨音を聴くときのように...
by clover-f
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ:であうこと( 12 )
いい仕事。
b0120001_193740100.jpg

いい仕事をしてる人の顔って,どうしてあんなに素敵なんだろうと
しみじみと思う出来事。


午前中,高速道路をかっ飛ばしている途中に入ったトイレ。
びっくりするくらい,輝くトイレでした。

小さな花が,可愛い小瓶にふんわりと生けてあって
鏡は,吸い込まれそうなくらい透明。

ひとつひとつが,うっとりするくらい清潔でした。
いい仕事してるなぁって,しみじみ。


ちょうど作業着を着た女の方が出てこられて
その表情がとても誇らしかったのです。


どうしても,その感動を伝えたくて
でも面と向かって,「きれいです。」って言えなかったから



メッセージボックスに,お礼を書いて,箱に入れてきました。



いい仕事。


最近の,私のテーマ。


いい仕事
してる人でありたいです。



***


写真は,女郎花(おみなえし)とちょうちょ。
秋のはじまりですね。
[PR]
by clover-f | 2009-08-06 19:43 | であうこと
雲と
b0120001_212634100.jpg



訪れた,雲の中の丘


サンタクロースのように
寒さで鼻を赤らめて,穏やかに笑う人たち



パトラッシュのように,大きくてふわふわした犬
野生のわさびの,白く儚い花
ブルーベリーの,芽のつぼみ
せせらぎに,群集するクレソン

目の前を横切る,雲の妖精
野焼きの後の,真っ黒い草原
石ころだらけの,オフロード



暖炉のぬくもりと
薪の匂い




30万年前から続く大地の優しい曲線を毎日見ていると
こんな顔になるんだよ

まだ10度も上がらない深い雲の景色の中
薄いシャツ一枚で笑うのです




ゆっくり生きる

生き続ける木々たち


b0120001_2135449.jpg

[PR]
by clover-f | 2008-03-09 21:37 | であうこと
なかよく並んだおじぞうさまの会
b0120001_19435858.jpg


「もう何年になった?」
「20年だねぇ…」

はくさいや,ねぎ,豆腐,しらたき。
たくさんの野菜と,おいしそうな鶏肉。
10号サイズの大きな鍋にごろごろ刻んで入れていきます。


今日は,幼い頃からの友人の家で,ちょっとした新年会がありました。去年の忘年会シーズン,代わる代わるやってくる「ちょっとした」病で,忘年会に行きそびれてた私にとって,それは楽しみにしていた会。


「もう,なんだか,姉妹のようだよね。」
「そうだねぇ・・・20年だもんねぇ・・・」


そんな会話をしみじみとしながら,今年は,友人の友人家族や,そのまた友人など,大人6人,子ども2人の,ほくほくな新年会。

はじめましてのひとも
人見知りの私にはめずらしく,肩の力が抜けています。きっと,これ,私の「姉妹」のお人柄。そんな人を集める天才なんですね。きっと。集まった人たちは,変な話,なんだかみんな,なかよく並んだおじぞうさまのようでした。

30年間。
いろんな土地で,いろんなことをしていた人たちが何かの縁で,ひとつのちゃぶ台を囲むなんて,なんだか不思議な気持ちになります。けれども



「出逢いって,ええねぇ・・・。」



たっぷり,笑い,食べて,いつのまにか,子ども8人の会に!
夏も,秋も,冬も。
これからも,おいしいものをみんなでまる~く,囲んでしまいそうな予感の会


お開きは,午前2時。


「ありがとうね」
「おいしかったよ」
「またね」


そんな風に,手をふりました。
また,みんなで会いたいなぁ




+++


そしてそして,

私たち姉妹には,もう一人,岡山に,ずっと離れて暮らす姉妹がいるのです。
6月。
彼女の結婚が決まったことを,各々に届いた年賀状で知らされたふたりは,そう遠くない6月の,岡山旅行に想いを馳せて,こぼれる笑みが,止まらないのでした。
[PR]
by clover-f | 2008-01-05 20:11 | であうこと
見えない風景が見える時
b0120001_11311050.jpg


たとえば,登山なんかに行くと,
すれ違う人たちに,挨拶を交わすことが,決まりのようになっていて
それは決まりというよりも,
つらい山道を共にする同士に,声援を送り合う気持ちと,同じようなもの

登山をしたことがない私に,
感じさせてくれた,小さな小さな登山の話


鹿児島の北にある,人口が一万人という,小さな町
湧水町というところ
550段以上の,日本一長い,枕木の階段があって

お天気もすばらしかったその日,
頂上からの景色を想像し,ぜひにと,登ってみることにしたのです。

休日にもかかわらず,その町には
魅力と半比例するくらいに人が少なくて
その階段ですれ違った人は,10人くらい

でも,びっくりしたのです

すれ違う人みんな,挨拶を交わしてくれたことに
それは,どちらからということもなく

まるで,険しい山を登る孤独な道の中
懐かしい,友人と,再会したときのように...
たとえば,微笑みをくれた人さえ,いらしたのです


もし,この日出逢った人たちと,すれ違った場所が,
喧騒あふれる街の中だったら
きっとこの言葉に,出逢うことはなかったかもしれないな
挨拶を交わせた嬉しさと一緒に,浮かんできたこと


目の前に見える,階段の下の,駐車場ですら
きっと,言葉を交わすなんて,お互いになかったかもしれない


ほんのちょっとのことなのに
駐車場にいるとか,階段にいるとか
たったそれだけのことなのに
人は,その居場所だけで,心を交わそうという気持ちになる

それは,「長い階段を登る」という,同じハードル
同士を想う気持ちが,生まれたしるしなのだと思いました


もし,階段の途中で,
疲れて立ち止まっている人がいたら

声をかけたり
手を差し伸べたり,
ときには肩をかしたり

ためらうことなく,自然にそれができてしまう不思議


小さな小さな登山の話と
その階段が,教えてくれたこと


本当は,いつも,みんなハードルに向かって歩いてて
そのハードルが,この日の階段みたいに見えなくても


立ち止まったり
苦しかったり
見失ったり


しているにちがいなくて


だから,みんなに優しく声をかけよう!なんて
説教みたいな話は,言う気持ちも,ないのだけれど


もし,だれか,
疲れて立ち止まっている人に出逢った時


もしかしたら,この日の階段の風景が
その人の後ろに,浮かぶかもしれないと思いました



b0120001_11304521.jpg




+++

なんて,ちょっとかっこよさげに決めてはみたものの,
翌日の今日の私は,これもお決まりのように,ほんのり筋肉痛...

ださださです
[PR]
by clover-f | 2007-11-25 10:04 | であうこと
金木犀と抱きしめあう日
b0120001_6413243.jpg


大きな大きな金木犀
屋根よりもずっと,ずっと高い,金木犀の木

「この木があるから,ここに住む!」

そう決心したって言ったら,笑われるのかな

初めて訪れたとき,
両手を広げて待っていてくれました

にっこり微笑みあった,金木犀と私
たくさんの花を咲かせて,その香りに包まれた私


もう離すものかと,抱きしめ合ったのです


なんて言ったら
大丈夫?って,思われるかな



でも,
ほんとの,ほんとの,話
[PR]
by clover-f | 2007-11-08 06:53 | であうこと
特別なお皿

b0120001_639697.jpg

芸術の森からの帰り道

とあるお店で,一枚のお皿に出逢いました

そのお皿は,「サービス品」と書かれた箱の中
「お買い物のお客様に,ひとつサービスいたします」
そんなお皿の一枚でした。

けれども,そのお皿の裏の部分には,立派な値段が貼られています
器のことは,詳しくは分からないけれど,
そのお皿は,それくらいの価値があると思ったから,
「そっか,これは,間違えてこの箱の中に入っているんだな」
そう勝手に決め込んだ私
お店の人に「これ,ください」と,お願いしたのです。

「これは,売り物じゃないのよ」 首を横に振るお店の方

「傷でもついてるんですか?」
「どうしても,ほしいのです」
「お代,お支払いいたします」 引き下がらない私

少し困ったお店の人は,しばらくして,
ご主人と思われる方を呼びに行きました

奥から出てこられたご主人,
「ごめんね。これは,売ることはできないんだよ」
同じことをおっしゃいました


そしてご主人は,そのお皿が,
息子さんである陶芸家の作品だということを話してくれました
その息子さんの初期の作品で,仕上がりに納得いかなかった彼は

「そのお皿で,お金をいただかないで欲しい」

そうご主人に,強く,伝えたそうなのです。
それが,売ることを拒んだ理由だったのです


陶芸家としてのプライド
ものを作ることのの誇りと重み...
息子を,誰よりも理解する父

そして,私といえば,
そのお皿が欲しいだけに,ついでで他のものを,買えない...

その気持ちには,もう,かなわないなぁ...

半分,あきらめかけたとき

「それでは,今日の記念に...」
ご主人は,私にそのお皿をくだったのです

「何も買わなくていいからね。大事にしてくれればいいからね」
「また,こちらに来たときに,寄って行ってね」

一瞬で,心がとっても温かいものに,包まれた気持ちになりました。

そのうえ,
「割れちゃ,いけないからね」
しっかりと,ぷちぷちで,包んでくださいます


父にとっては,息子が作ったお皿は,息子そのものなのでしょう
息子の気持ちが込められたそのお皿を,
幼子に触れるように,優しく,柔らかく,包みました


父親の気持ちと,息子の気持ち
私は,その思いが込められた,彼の動作を
ただ,じっと見つめていました。
 
そして,そのお皿に込められた,たくさんの想いを
受け継いだような気持ちになりました


とても温かい気持ちになって,お店をあとにします
するとご主人は,私が見えなくなる,ずっと向こうの曲がり角まで
静かに立って,見送ってくださいました


そんな気持ちの持てる人に,私も,なりたい


そのお皿は,私にとっても,そのたくさんの気持ちを忘れない,
特別なお皿になりました。





+++



帰宅してから,彼のHPを拝見すると...唐津焼の陶芸家さん!
彼のページには,その想いがたくさん,込められていました

「もてなしの心」を器にと...,茶道も嗜まれていることを知って,びっくり
同じ裏千家で学ぶ方との,新しい出会いにも,感謝です。

彼のブログに共感した私

お手前で使う,初めての,私のお茶碗は
彼からいただくことを,決めたのです...
[PR]
by clover-f | 2007-11-02 07:00 | であうこと
芸術を探す
b0120001_2231199.jpg


人間って,なんてちっぽけなんだ!

それが,ここを訪れた感想

あの日の懐かしい森を抜けた先には,「芸術の森」
日曜日だけれど,ひとはまばらで,静かな空気...

b0120001_229272.jpg


森の中に,人間が創った大きなオブジェがところどころに置いてあって,
人々は,その「芸術」を森の中を散策しながら,鑑賞する

そんな風景を,横に見ながら,
私は,こんなくもの巣の美しさに,しばらく,うっとり

光に満ちるくもの糸
そして,
茶色のじゅうたんから生まれる不思議な真っ赤っかきのこ
b0120001_221084.jpg

光のスポットライトに
b0120001_22114175.jpg

かわいくて,キャンディーみたい
つい,口に入れたくなるような木の実
b0120001_2212979.jpg

人間が創ったものは,自然の芸術には
ぜんぜん,かなわない。
b0120001_2213785.jpg


教えてくれた森

それでも,がむしゃらに,何かを創りだそうとする
そんな人間の姿を,自然は,余裕の微笑で,見ているんだろうな


この場所に,人の創ったものを求めに行ってはいけない


だって,森だもの
森と,海の,産みだす才能は,神様を超える



一人散歩が好きな私にとって,
いろんなことに,安心して,夢中になれる森と出逢った一日でした。


私にとって,芸術を探すことは,自分を探すこと
自分の居場所をしるす,道しるべ...



そして,この日の出逢いは,まだまだ続く...
[PR]
by clover-f | 2007-10-28 22:21 | であうこと
あの日の森の中で
b0120001_19345173.jpg



北へ北へと,向かいました
透き通る風と,高い空の中


 高速道路を降りると,空気がずいぶんと澄んでいます
懐かしい気持ちがするのは,一度,仕事で訪れた土地だからでしょうか

車を走らせます

  目的地の案内のとおりに進んでゆくとともに,出逢った道
   
b0120001_2003165.jpg


 気がつくと,車を止めていました


  なぜだか分からないけれど
 木々の中に差し込む光と,木の葉の揺れる音を聞いていたら
  ぽろぽろと,涙がこぼれてしまいました


   懐かしい森が,優しく  


   
          「また出逢えたね」    
       
         

        風とともに,聞こえたのです

 
[PR]
by clover-f | 2007-10-28 19:47 | であうこと
グランド
b0120001_2219993.jpg


初めての野球の応援。

冬の冷たさを感じる風の中

グランドの片隅で

日々からの新しさをみつけた日


素直になりきれない嬉しい笑顔と
素直すぎる嬉しい背中

新しい発見をした瞬間から,
 きっと,新しい扉が開く


どうやら私は
素直な人を集めるチカラがあるみたい
 きっとそれは,私が心から求める人たち


きらきらな笑顔と,きらきらな涙が似合う人
木枯らしが吹く風の中,陽だまりを見つめるときよりも,

ずっと,心穏やかに見つめています
ずっと,そうありたいと見つめています


あぁ...


これが,恋の歌じゃないってとこが,みそなんです...
[PR]
by clover-f | 2007-10-20 22:31 | であうこと
幸せが訪れますように...
b0120001_2201627.jpg


秋の散歩は,今日も続いています

 秋の散歩は,宝石箱の中を,歩いているようです


 くもの巣にひっかかってしまった落ち葉も
 うまく着地できずに,ぼろけてしまった松ぼっくりも

 手のひらのぬくもりと,秋の優しさで,宝石に変わります...



海を静かに感じられる,穏やかなカフェに出逢いました
 
  魔法の言葉をいっしょにいただきました
 

  「幸せが訪れますように・・・」

  「幸せが訪れますように・・・」


 私も,明日,誰かに,伝えてみようと思いました。

 
[PR]
by clover-f | 2007-10-08 22:11 | であうこと