雨音を聴くときのように...
by clover-f
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喧騒の中の静寂
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昨日,新日曜美術館をみてました。

フェルメール。「牛乳を注ぐ女」

あまりに有名な絵だけに,その絵を見る機会はたくさんあるのだけれど
(もちろん,本物じゃないけど)

40センチ四方ほどの,
それほど大きくない絵の中で起きている出来事


壁に刺さった釘の後の錆
小さく割れた窓ガラスから差し込む光

点のように描かれた,ひとつひとつの光の粒子が
繊細に,繊細に,表現されていました


フェルメール・ブルーといわれる鮮やかな衣服の青は
ラピスラズリの粉を,特殊なオイルで溶いて描いていること

細かなパンの欠片は
小さな砂を,絵の具に混ぜて,乱反射で質感をみせること


知らなかった,
見つめれば見つめるほどの魅力
何も言わずに,ただ,吸い込まれてしまいました。

彼が,宿屋の二代目主人だったってことも
だからこそ求めた喧騒の中の静寂も

もしかして,彼の中でも,閉じた開放が起きていた...


最近,言葉にならない存在に,よく出逢います


時間をみつけて,図書館に画集を見にゆこうと思いました
本屋さんで売ってる,黒い背表紙の画集も,欲しくなりました...


言葉にならない存在が,どんな私を作るのか。
それが,なんだか,楽しみです...
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by clover-f | 2007-11-19 20:09 | あること
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