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雨音を聴くときのように...
by clover-f
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休憩中だったんだ。

湧水町の友人から,葉書が届いていました。
いつものように,アクリルガッシュで不思議で,繊細な絵が描かれています。

絵を描いて想っていたことは,その絵は,たったひとつで,たくさんの人に見せることができるのではなく,たったひとりのために描いているということ。

たとえばこの葉書だってそう。

私しか見ない。かもしれないことを承知で描いている。
時間をかけて・・・


だから,手書きの手紙とか
手書きの絵とか。とても愛しいのだと思う。

その人の時間がこめられているから。
だから,愛情を感じるんだと想う。


その葉書には,こんなふうに,描いてありました。


「この前は,体調をくずしてしまっていてごめんね。休憩中だったんだ。
 いま,クレソンが旬を迎えたよ。食べにおいで」



透明な水と,済んだ空気が私の部屋に満ちました。

休憩中だったんだ。_b0120001_2154990.jpg
by clover-f | 2010-03-03 21:04
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