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ある朝。 カーテンを開けると,底は大海原の海底のように,美しい波紋をみせる畑がありました。 夏の間にはびこった雑草たちは,終焉の時をむかえ,静かに横たえておりました。茶色く,肥料になる日をじっと待っておりました。 その雑草たちも,干からびた元野菜たちも,影がなく,波紋の中にまじれているようでした。 大屋さんが。 大屋さんが。。。 よかれと思って,いそがしい私に代わって ミニ耕耘機で美しく土をひっくり返してくださったのです。 友人から貰ったミントも 母からおすそ分けして貰ったアップルミントも ふさふさに伸びて日光を浴びていた2年物のアスパラも 唯一,一株残っていた,レースラベンダーも 野生化して,とてもとてもおいしくいただけていたルッコラも すべてが土の中に刻まれて,いなくなっていました。 朝 窓を開けた私は,そのままへたへたと座り込み 霜が降りているくらいの寒さの中,窓を開け放ち 身動きがとれなくなりました。 まだ 他にもたくさんの命が息づいていました。 雑草と,じゃまな物だと思われて いなくならなければならなかったものを見るのは もう いや。 吐きそうなのです。 私の植物を かえして....
by clover-f
| 2009-12-10 22:43
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