そう。
実は,私たちは,迷ってしまったのです。
森に迷ってしまったのではなくて,完全に目的地とは離れたところに行ってしまったのです。1時間以上はたっぷり歩いていました。風は透明で冷たいけれど,おでこには,じんわりと汗をにじませています。
森を少し出たところで
「今日は,出逢えなかったですね」
「また今度,挑戦しましょう」
その場所で,アイス珈琲をいただきました。
さらさらと,流れる風と光が,すぐ上の木の葉を輝かせています。
目的地につかなくても
森は優しくて,いつも魅力的です。
標高900mの,木陰の休憩と,アイス珈琲。
でも
まだまだ,続くのです。