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とりたてて,今日は何を書こうとか言うこともないのだけれど,そういえば,12月だなぁなんて。日々のせわしなさの中,と,いうほどでもない,生活の中。何がせわしないことなのかなぁなんて,ちょっと鈍感になったりしています。鈍感になった振りをしているのかもしれないけれど。 今年出逢った,森や,そこで暮らす木について,ひとつひとつを思い出したりする時間は,そんなほんの少し,葛藤と共にある時間に,安らぎを与えてくれます。 冬の寒さ,凍える日。かたいつぼみは,春を確かに感じさせてくれたし 生命力溢れる芽吹きの季節は,体中から,緑のエネルギーを感じました。 そういえば,指先からにょきにょきと,葉っぱが出てきたのも,今年の素敵な出来事。 夏は,誰よりも先に光を浴びようと,燃えるような戦いを繰り広げ 夏の終わりの安堵した森の居心地のよさに,涙がでそうになりました。 紅葉も散り,フィナーレを迎えた森の木々たち。 それでも,木々の美しさは,毛細血管のような枝のシルエットで 私を森へと誘います。 カラカラに乾いた葉っぱの中を歩く お日さまに向かって空を見あげる 見あげた先の,木々の枝に,固い芽吹きの準備が始まっていることに また,涙が出そうになるのです。 森を歩くことは,そのまま,私が私でないものになる瞬間で,服を着ているとか,誰かと待ち合わせているとか,夕飯は何食べようとか。日々の暮らしがするりと抜ける瞬間でもあります。 私が人間でなくなる瞬間。 人間は,そんな時間が多ければ多いほど,幸福を得られることを 今年は,強く,感じました。 森があることは,奇蹟 森と出逢えることは,幸福。
by clover-f
| 2008-12-09 22:25
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